第5回TOP25%禁止杯【最終2位】実質勝率1600%ヤドヤドスタン【ポケモン剣盾】
どうも、マツバの名前でポケモンゲームの活動をしている者です。(Twitter:@gemforjinro)
これまた久々の記事投稿です。
先日2022年8月20日に開催された海鼠(なまこ)さん主催の仲間大会「第5回TOP25%禁止杯」において、最終2位という以前の好成績を超える快挙を成し遂げましたので、使用構築を紹介したいと思います。
→大会の詳細はこちら
簡単に説明しますと、ポケモン剣盾における以前の禁止伝説なしルールの中で使用率の高いポケモンを出禁にして対戦する大会になります。いつもは日の目を見られないポケモンたちが跳梁跋扈し、従来の対戦環境とは違う戦術を楽しめること請け合いです。
<使用可能ポケモン一覧>
第5回大会ということもあり、今回も使用可能ポケモンの改訂がありました。
(上記のブログより内容抜粋)
-
今回はPokemon Homeのシーズン14の統計データにて使用率TOP150位以内に入っているポケモンに加え、過去大会の上位入賞者が入賞に導いた16匹のポケモンを殿堂入り扱いとし使用禁止、また運営の環境調整枠として8匹のポケモンを使用禁止とする。
※過去4回の大会でそのポケモンが最終10位以内に入賞した数 ÷ 出場可能回数でスコアを算出し、スコアが高い順に20匹(被りがあったため厳密には16匹)を使用禁止とする
- 過去作限定技も使用可能(主力なものとしては、どくどく・はたきおとす・はねやすめなど)
以下常体
~使用構築紹介~
<構築経緯>
今回も本番用のポケモンを模索するために試運転で対戦を重ねたものの、あまりしっくりと来るものがなかった。強いて言えば受け偽装起点構築が好印象であったものの、どうしても挑発で止まるのがネックであった。
そうこうしているうちに大会2日前にふと思いつく。
「挑発が効かない起点要員を使えばよくね?」
単純ではあるものの、効果的な手段ではある。そこから考察した中で行き着いたのがヤドキングだった。
特性どんかんで挑発を対策でき、ピカブイ限定でテレポートを覚えられ、あくびとおせんぼうで起点を作れるので、いろいろ悪さが出来ると採用に踏み切った。
あとは積みアタッカーを決めるのだが、正直マイナー揃いの大会であるが故に、積んだところで相手を一方的に蹂躙出来るほどの性能のポケモンはほぼいないだろうし、天候パやらダイジェットで上から叩かれて結局やられるのもなあ…と頭を悩ませていたところ、ふと頭をよぎる。
「クイックドロウ爪腹太鼓ヤドランだな!」
もう半分ヤケクソだったのかも知れない。
天候、スカーフ、トリル、ダイジェット等々、すばやさを操作する戦略は数知れず、その全てを対策するのは困難を極める。それが為に構築の軸がブレてしまうこともあり、実際当時の自分がそうであった。
だったらもう自分の強いと思う戦術を叩きつけ、そのケアのために残りの面子を整えればいいじゃないかと。クイドロ爪で400%先制できると某氏も言っていたし、さらに腹太鼓で攻撃4倍だから実質勝率1600%だなと(バカの発想)。
そんな訳で構築の軸は決まったので、あとはヤドキングがキツそうなポケモンの選出を抑制しつつも積みアタッカーが出来そうなのを入れて構築完成と相成った。いや、厳密にはなってない気はするがヨシ!
~個体紹介~
●ビリジオン@ラムのみ
・調整…ASぶっぱ、残りH
アタッカー運用のためA全振り
・選出 8/15
ヤドラン・ヤドキングとの相性補完に優れているし、やどりぎ・光合成も覚えるので受けっぽく見えないこともないのではないだろうか(願望)。
1戦だけこいつで普通に3タテしてたので、流石は準伝説だなと思った。
・調整…H:奇数最大値、Bぶっぱ、残りD。
※A個体値0
・選出 15/15
・技構成
あくび
ポケ勢にはお馴染み、鉄板の起点作り技。相手をあくび状態(次のターンに眠ってしまう)にする。交代すれば解除されるが…
とおせんぼう
使ったポケモンがいる限り、その相手の交代を封じる。あくびとのコンボで確実に眠らせる。タマゴ技
トリック
自分と相手のもちものを入れ替える。詳しくは後述
テレポート
必ず後攻になり(優先度-6)控えのポケモンと交代する。これで相手の眠りターンを無駄にすることなく起点にできる。7世代以前は戦闘中の効果がなかった。
テレポートを覚えたピカブイ産。特性どんかんで挑発無効の為サポート全振り。
過去作産前はとおせんぼう→うずしお、テレポート→サイキネでの運用を考えていたが、うずしおの命中不安・眠りターンを最大限活用するために変更した。
トリックは相手のラムのみ等を没収する意図で採用したので押しつけるもちものは何でも良かったが、元々鈍足なヤドキングを妨げず、渡されたら1番嫌そうなまんぷくおこうを持たせた。過去作なしなら脱出パック+鈍いで似たようなことが出来そうだが、トリック採用の意義が薄れてしまうのでもしやるなら別技推奨ではある。
うっかりとつげきチョッキをもらってしまい逆に起点にされてしまうお茶目な一面も。
剣盾からテレポートやタマゴ技遺伝の仕様変更があったおかげで実現した奇跡の1匹。
●ヤドラン@せんせいのツメ
・調整…Aぶっぱ、HD:物理・特殊耐久のバランスをとるように調整。オボンではないので偶数にはしなかった。
・選出 15/15
・技構成
一致最高火力。ダイサイコを撃てれば先制技すら封じられる。どくづきはダイマ時の恩恵に乏しいので不採用。
腹太鼓で失ったHPを補充する且つ悪タイプへの打点。
じしん
上記2つの技の相性補完。特に対ニダンギル用。
はらだいこ
今回のコンセプト。HPを半分削る代わりに攻撃ランクが最大になるぶっ壊れ技。
運ゲーの申し子として登場してからしばらくは対戦環境で毛嫌いされていたイメージがある。実は今環境の腹太鼓習得ポケモンの中で攻撃種族値1位(全ポケモン内での1位はカビゴン)。
先ほどは先制率400%などと世迷言をほざいていたが、実際のせんせいのツメ、クイックドロウの仕様について説明すると、
・せんせいのツメ…持たせると、20%の確率で素早さに関係なく先制できる。
・クイックドロウ…素早さに関係なく、30%の確率で同じ優先度の攻撃技を先制攻撃できる。変化技には効果がない。
とのこと(ポケ徹調べ)。どちらにも共通するのは「素早さに関係なく先制できる(優先度は変わらない)」点であり、無論同時に採用すれば効果は重複するため、調査した方のブログによると攻撃時の先制率は約40%らしい。
環境に多い先述のS操作戦術の数々を軒並み無意味にし、攻撃ランク最大の技を連発できる(かも知れない)というギャンブルロマン戦法の被害者は数知れず(10人くらい)。対戦した実況者の方からは「ナチュラルにヤベーやつ」「何で的確に発動するの」等称賛の御言葉を頂戴している。
実際火力もとんでもないことになっており、A6上昇ダイサイコでHB特化きせきサマヨールを余裕の確定1発となっている。
その活躍は結果が示す通りで、何なら腹太鼓しないで勝った試合やこうこうのしっぽを押しつけられたのに先制し続けた試合もあった。
※追記:今大会における攻撃時のクイックドロウ及びせんせいのツメ発動回数は21回/34回、実に約61.7%だった。やべーだろコイツ
今回の構築におけるMVPであることは間違いないのだが、そう認めたくない自分もいる。
●レントラー@かえんだま
・調整…ASぶっぱ、残りH
・選出 1/15
ダイジェットを牽制したかも知れない。
一応火炎玉があるので眠り対策にもなったはず。
ほとんど選出していないし、そんなに活躍もしていなかったのが悔やまれる。エモンガの方が良かったかもしれない。
●バクガメス@しろいハーブ
・調整…CSぶっぱ、残りD
・選出 5/15
"でんげきは"搭載の過去作産。前々回にマンタイン意識で育成していた個体。
でんき・くさ・むしを半減するためヤドキングと相性補完が取れる上、物理受けっぽく見えるかもしれないと採用したが、からやぶアタッカーの突破力は素晴らしく、ダイマさえ切っていれば3タテしていた惜しい場面もあった。結果的に構築に入れていて良かったと思える1匹。
最速からやぶしてもカマスジョーが抜けないというSの低さは否めない。
●カラマネロ@カゴのみ
・調整…前々回の時に育てたやつなので、そのときの記事を参照のこと。その関係でこの1匹のみNNあり(シーフード)
・選出 1/15
とりあえず1匹くらいはあくタイプ入れた方がいいんじゃないかと思ったので採用。
悪巧みバルジも候補にあったがあまりに電気の一貫があったので見送り。…したはいいが、今度はむしの一貫がヤバかった。
おきみやげやすてゼリフ持ちを牽制してくれて良かったと思うことにしている。
●キツかったポケモン
その特性故に自分はあまり使うのが好きではなかったが、相手取ると結構キツい。大会でも珠グソクムシャのであいがしらに蹂躙された。そもそも虫の一貫を作ってしまったのが原因だと思う。
技範囲オバケ。これも自分が使うと弱いけど相手が使うと強いパターンのやつ。夢エモンガなら軒並み半減以下にできるけど数値が足らないしピンポ気味になるので…
試運転でド忘れニャイキング使ってた時は楽勝だったなあ(遠い目)
~終わりに~
以下敬体
最終戦績は12勝3敗。○○××○○○○○×○○○○○
レート1624・順位2位でした。今回も第3回大会に続き2度目の殿堂入り(入賞)をすることができました。感無量です。今回でポケモン剣盾においては最後の禁止杯ということだったので、喜びも一入です。
前回入賞した時は「初手ダイマで荒らしてからあくび等で何やかんやして勝つ」構築でしたが、今回の試運転の段階で一方的にダイマを枯らされてジリ貧になる展開が多かったように思います。
だからと言って行き着いた構築がアレなのはいかがなものかとは思いますが、結果的に
ということでご容赦ください。たぶんうちのヤドランはM田とずぶずぶです。間違いないね。
~スペシャルサンクス~
まずは今大会の主催である海鼠(@namaco08)さん。
TOP200禁止杯の頃からお世話になっています。何度も試運転で対戦していただきました。
今回は最後の禁止杯ということでしたが、こんな運ゲークソ構築が2位で本当に良かったんでしょうか?
兎にも角にも今回も楽しい大会を開いていただきありがとうございました!次作のスカーレット・バイオレットでも大会が開かれるようでしたら是非参加させていただきたいです。
○ぽんくら(@ponkra2020)さん
禁止杯でいつもお世話になっている方。今回で4回目の殿堂入りを果たした猛者。やばいでしょ。おめでとうございます(^▽^)/
さらには試運転&大会で対戦してくださった皆様。
そして敢えなくスタメン落ちしてしまったものの、構築の礎となってくれたポケモンたち。
最後にこの記事を読んでくれたあなたへ。
長文且つまとまりのない記事ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
第3回TOP25%禁止杯【最終7位】ミルクと魚介のマリアージュ ~ねばねばネットを添えて~【ポケモン剣盾】
どうも、マツバの名前でポケモンゲームの活動をしている者です。(Twitter:@gemforjinro)
久々の記事投稿です。
先日2021年9月19日に開催された海鼠(なまこ)さん主催の仲間大会「第3回TOP25%禁止杯」において、最終7位という快挙を成し遂げましたので、使用構築を紹介したいと思います。
→大会の詳細はこちら
よく知らない方々のために簡単に説明しますと、普段のポケモン剣盾におけるランクバトルの中で使用率の高いポケモンを出禁にして対戦する大会になります。いつもは日の目を見られないポケモンたちが跳梁跋扈し、従来の対戦環境とは違う戦術を楽しめること請け合いです。
<使用可能ポケモン一覧>
第3回大会ということもあり、以下のようなルール改訂がありました。
- 使用率TOP150位以内&前回大会の最終順位上位10名の投票により決定した22匹のポケモンが使用禁止
- 過去作限定技も使用可能(主力なものとしては、どくどく・はたきおとす・はねやすめなど)
~使用構築紹介~
換骨奪胎を経て完成したパーティを改めて見ると、全体的になんだかおいしそうな雰囲気に仕上がりました。
パーティ加入順としては、
初期メン(皆勤)(一時脱退)
↓
(大会前々日)
↓
(大会前日~当日)
大会の1週間ほど前から本格的に考察し始めたので、試運転を積極的に回していたこともありメンバーの入れ替わりが激しいです。
以下常体
~個体紹介~
・NN:ホエイ
(本当は乳牛品種名にしようとしたけどFF内にそのHNの人がいて、当てつけだと思われるのも嫌だったのでやめた)
・調整…ASぶっぱ、残りH
アタッカー運用のためA全振り。s95族あたりが環境に結構多かったのでSもまた全振り。
とある実況者の第2回大会配信アーカイブを見ていた時に対戦相手が使っていた個体に着想を得て採用。基本選出する時は初手ダイマ。
もともとはでんじは・ステルスロック・あまえる等が使えるため、初手に出せば先発起点要員と勘違いして挑発とかから入ってくれたら爆アド。パーティには一番上に配置して、そのすぐ下にを置くことでさらに起点要員臭を漂わせる作戦。
特性はアタッカー性能を重視してきもったまを採用。
技構成としては、
・すてみタックル…連続して撃てる一致最高打点にして、反動ダメージで任意に退場可能
・じゃれつく…試運転でよく見たなどへの打点にして、ダイフェアリーの追加効果によって状態異常を防ぐ(特に)
・アームハンマー…きもったま適用技であるかくとう技の最高打点にしてダイナックルによる火力補強、Sダウン効果によってトリックルームにも多少は抗えそうだったから。かわらわりでも可
・アイアンローラー…一番の採用理由としては、後続のあくびを通すために、自ら張ったミストフィールドを消すため。あとは脅威となり得る腹太鼓への回答
(残りの候補としては炎P、冷P、雷P、地震、アイへなどがあった)
もちものはいのちのたま一択。元々乏しい火力の底上げをしつつも技の撃ち分けができたほうがよかった。
実際のところ、大会当日は後に採用したダイマ要員にお株を譲る場面が多かったが、出せた時は活躍してくれたと思う。
メスなのに/たま2つとは/これ如何に マツバ 心の一句
・NN:ヨーグルト
(最近は甘いものを控えめにしていて、よく脂肪0ヨーグルトを食べているため)
・調整…HBぶっぱ、残りD
が強いとか言われてたのでとりあえずHBに努力値を振ったものの、それ以降特に困らなかったためそのままにしておいた。まあまあ堅い。
考察当初から一度も外れていない古参(1週間ほど)。
今回は過去作技が使えるため、かつて猛威を振るった腹太鼓軽業の超火力型を使う人が増えるだろうと思ったものの、むしろそれを逆手にとっても面白いなと思い採用。かつて愛用していた型を8世代仕様にしてみた。
また、前回大会の優勝者がねばねばネットアブリボンを使用していたことから、戦法としては結構有効なのかもしれないと思い、試運転を始めてからずっと使い続けた。
特性は無論かるわざ。
もちものはイバンのみを採用。この類の型ではオボンのみやレッドカードが主流だと思うのだが、耐久に振っている関係上かるわざを発動させても天候エース等の上を取れない可能性があったし、なによりイバン発動でドヤりたかった。
技構成としては、まずコンセプト上ねばねばネット・あくびは確定。残り2枠は人によって好みが分かれるだろうが、今回はあくびで流した交代先に削りを入れるがむしゃら・任意のタイミングで退場可能なミストバーストを採用した。
特にミストバーストは個人的にお気に入りで、あくびをダイマ技のフィールド書き換えで防ごうとする相手にイバンのみを絡めてさらに妨害するという高等テクを試運転ではしていた。本番はそういうシチュはなかった。
この型の難点を挙げるなら、目の前の相手を眠らせて起点にしようとするコンセプトを重視しすぎたせいで、対面処理をする必要がある場合には自爆するしかないということ。
選出率はかなり多い方だったし、ちゃんとネットが機能して勝てた試合も多かった。あとは腹太鼓の圧力があってかを一度も選出されなかった。影のMVP。
●カマスジョー
・NN:シーチキン(元々につけたものを襲名した)
・調整…ASぶっぱ、残りH
今回の構築におけるすいすいアタッカーの変遷の終局地。
初代→クリスモ搭載…試運転で全く選出できなかったため降板。
2代目→パワフルメテオ…一定の活躍をしたものの、殻破をしないと天候を書き換えられたときにただの中速アタッカーに成り下がってしまうことに気づき泣く泣く降板。NN:カシュナッツ
そして行き着いた先がだった。その特徴を挙げると、
・すいすい界隈最速のS種族値136
準速で実数値188と今大会の環境においてもトップクラスの素早さを誇る。
ダイジェットを採用することで更なる加速が可能で天候の書き換えに強い。今回は準速なので、S+1で準速すなかき発動が抜ける。
さらに雨パの天敵・(S種族値110)よりも速いため、互いに特性が発動した状態でも上から弱点が突けるという、願ったり叶ったりの性能を持つ。
・A種族値126・豊富な技範囲
今回採用したのは、ひるみワンチャンのたきのぼり・ダイジェット媒体&草への打点とびはねる・ダイマ時火力増強のインファイト・電気への打点ドリルライナー。
初めはとびはねるの枠はこおりのキバだったが、準速だとそもそもを抜けないので撃つこともないなと思って、前述のS操作運用にシフトチェンジした。ダイマ枯らしも出来るのでなおよい(のノーガードを忘れてて普通に殴られたのは秘密)。
他にもみず技にアクアブレイクやクイックターン・アクアジェット、サブウエポンにじごくづき・かみくだく・どくづき・サイコファング・スケイルショットなどがあるので、カスタム性が高い。
今回技範囲重視でアクアジェットは入れなかったが、大会中に腹太鼓が降参してくれて助かったことも(後でお相手の視点を確認したらマッハパンチがなかった)。
・耐久面は非常にもろい
攻撃面では優秀ではあるものの、種族値でいえばH61・B60・D50というお世辞にも高いとは言えない耐久性なので、あまり過信しないように。使用感としてはをイメージしてもらえれば分かりやすいと思う。
…ということで、とりあえず一通り特徴を述べてみたが、結果的にこのこそが今回の構築のMVPだった。このよく分からんお魚さんが初手から相手をぶち抜いていく様は実に爽快だった。
雨+ダイナックルによる火力増強で受けを許さず、さらにラムのみで状態異常をものともしない大活躍を遂げた。とつげきチョッキ・こだわりハチマキも候補にあったが、結果的にはラムで正解だったと言える。
苦手なのは火力を上げても押し切れない類の物理受け。鉄壁輝石バルチャイとかは計算上ダメだった。
こいつ技範囲も広いし攻撃も高いから実質テッポウオとして扱ってもいいのでは?
…あ、だめ。そうですか。
・NN:シーフード(「イカ」では短いし、「スクゥィッド」では伝わりにくそうだったので)
・調整…A252の地震を、B+1で2回分&B+2で1回分耐え調整
S70族やあたりを抜けるように最速
あとですなはきを失念していたのに気づいたけど、の採用によりうやむやになり努力値そのままに続投した。耐久に少し割いているのでBさえ上げれば不一致とんぼくらいは耐えてくれる。
なんだかんだで強そうということで採用したが、試運転をする中で「実はコイツ環境に刺さってないのかも…」そんなふうに考えていた時期が俺にもありました(バキ並感)
特性あまのじゃくにより威嚇や馬鹿力を筆頭に能力ダウン系は無効どころか上昇する、悪超複合なので悪戯心無効・構築の対エスパー、対かくとう性能向上・美味そうなど構築に組み入れるメリットが多かった。
大会当日も輝石鉄壁毒羽バルチャイに遭遇して絶望のTODを覚悟しかけるも、+6急所でぶち抜くなど目覚ましい活躍を見せた。
技構成はばかぢから、じごくづき、サイコカッター、ねむるで確定。
・ばかぢからは言わずもがな火力増強のため。
・じごくづきは過去作限定技であるはたきおとすとの選択になるが、ダイマ技の威力を考慮して採用。
・サイコカッターは一致エスパー技として採用。
・ねむるは過去作産解禁によりどこから毒々が飛んでくるかわからないため。もちろん継戦能力の向上も見込める。
その他候補としてはさいみんじゅつ・すりかえ・ひっくりかえす・いわなだれ・バトンタッチ・ちょうはつ・アクアブレイク・かなしばり・みちづれなど。間違ってもついばむ媒体でダイジェットをしたり、つぼをつくをしたりしてはいけない。
過去作技で組み合わせると面白そうだなと思ったのはどくどく・かげぶんしん・ないしょばなし・とおせんぼうあたり。
もちものも必然的にカゴのみを採用。フルアタならチョッキが推奨。
ダイマする時はやむを得ない場合以外ダイナックルを撃たないように。
…ちなみにあまのじゃくではない特性でめいそう特殊型もできなくはないので誰か考察してください(ナマコブシ投げ)
●マッギョ(原種)
・NN:ヨガマット(どう見てもマットです。)
・調整…HBぶっぱ、残りD
種族値がB<Dだったし、等を意識して物理方面を堅くしてみた。でも無振り35族抜きくらいまではSに振ってもよかったかもしれない。
を意識するとどうしても地面枠が欲しくなり、また同時に輝石堅すぎ問題を解決すべく投入された。
役割は起点作成というよりは詰め筋としての色が強め。互いにダイマが終わったところを見計らってあくび・まもるで確実に眠らせてじわれを連打する算段。
技構成はあくびを阻害しにくい且つ安定した打点である10まんボルト・受けを崩すじわれ・あくび・まもる。ステルスロックとも悩んだが、頑丈あつぞこブーツを見たら吹っ切れた。
特にじわれはへの解答であり、特性ノーガードを逆利用して一撃技を必中させて倒すために採用した。他にも一撃技を覚えるポケモンはいるものの、弱点を突かれない・相手のダイマを凌ぎきる耐久性を考慮しに落ち着いた。
もちものはあくび・まもると相性が良く場持ちのいいたべのこし。
本番では見事ノーガードじわれを決めて勝利に貢献した。しかし調子に乗ってのはねやすめ読みでじわれ撃ったら見事にみがわりで透かされて負けたのでトントン。
てかコイツハガネールきたらどうするの
●マルヤクデ(キョダイマックス)
・NN:サーモン(どう見てもサーモンです。そうだと言え)
・調整…ASぶっぱ、残りB
は大体火力重視の控えめCSか耐久型しかいないので、どちらにせよ抜けるように最速。もちろん火力も欲しいのでぶっぱ。もえつきる用に王冠も使用。
の並びがキツいことを嘆いていた大会前日の土壇場になって舞い降りてきた最後のピース。
そもそもこのいわゆる”ハガネマンタ“について説明すると、
…マンタインの苦手なでんき技を無効・いわ技が1/4倍、物理耐久が高い
…ハガネールの苦手なじめん技を無効・みず、ほのお、かくとう技を半減、特殊耐久が高い
というように相性補完に優れ、サイクル戦を仕掛けられると苦戦は避けられない。
…そう、サイクルを回されるのがめんどくさいのである。つまりはサイクルさえ回させず、眼前の相手を各個撃破できればこっちのもの。
それを実現足らしめるのがキョダイマックスという訳。
まずキョダイマックス時専用技の「キョダイヒャッカ」。これはほのおタイプの攻撃技を媒体とし、命中した相手を「ほのおのうず」状態にして交代できなくする上に毎ターン終了後に最大HPの1/8分のダメージを与えるのが特徴(が場からいなくなっても有効)。今回はあくび持ちのポケモンも構築に入っているため、相手を逃さず眠らせられるので相性が良い。
同様の効果があるものにキョダイの「キョダイサジン」があるが、これはじめんタイプの技なのでに透かされてしまうので向いていない。
さて、拘束してしまった後は弱点を突いて倒すだけの簡単なお仕事です。
そもそもは特性がんじょうによって一発は攻撃を耐えられるのだが、それもターン終了時の追加ダメージで貫通して倒すことができる。もしイバンのみがあっても不発させられてGOOD。
には4倍弱点のかみなりのキバをお見舞いしてやればひとたまりもないと思いきやHB特化だと耐えてくるので注意。一応岩封ケアのヨロギのみだったが、達人の帯とかでも良かったかもしれない。
特性はこれまた岩封などの能力ダウンケアのしろいけむり。Sを下げられると役割が遂行できなくなってしまうので外せない。もらいびを考慮しないでほのお技を撃ってきたマジ許さねぇからな~?
技構成は一致最高火力のフレアドライブ・役割遂行のかみなりのキバ・なんやかんやあると便利なはたきおとす・自分のほのおタイプを消せるもえつきる。
もえつきるを入れたもう一つの理由は、フレドラ媒体のダイバーンだと追加ダメージ込みでもHB特化が倒せないため。流石に堅すぎる…。
もえつきるを入れないでいいならパワーウィップや虫技、もしくはダイウォール媒体にするためにとぐろをまくとか入れたかった。
本番はに会いませんでしたとさ。はみんなHBだったので普通に耐えられた。でもからへの交代を読んできっちりキョダイヒャッカをぶち込めたのでヨシ!
●キツかったポケモン・構築
・トリックルームパ…相手よりも素早さで勝って攻めていくこちらのコンセプトと非常に相性が悪い。この顔にピンと来たら警戒しよう。
・崩しにくい高物理耐久ポケモン…大会で当たったのは、、等。
特にみず単タイプは弱点が突けるのがまさかののみず弱点コンビのみ。マンタインへのラブコールが強すぎた弊害。
・…特性エレキメイカーであくびを無効化してくるのが痛い。トリパエースで来たときは普通に負けた。
これ以外にも遭遇していないだけできついポケモンはいるのかもしれない。良く殿堂入りできたなぁ…
~終わりに~
最終戦績は12勝3敗(確か○○×○×○×○○○○○○○○。8連勝はした覚えがある)
レート1628・順位7位でした。今大会における殿堂入り、いわゆる入賞をすることができました!過去作でも行われた前身の大会である「TOP200禁止杯」から通して初めてのことです。大変うれしく思います。
正直11勝3敗・レート1614・暫定7位の時に「これ以上やったら負けそうで怖い」と思って一度撤退し、Twitterでもお疲れ様モード全開で構築公開なんぞしていたのですが、再確認すると10位になっており、これはこれで不安になってボックスを眺めていたら、何だかみんなが最後まで戦いたいと言っているような気がしたので大会残り10分前にして最終戦に挑み、見事カマスジョーが砂パ相手に3タテをかまし、真の7位として無事殿堂入りと相成りました。(最終戦は面倒で録画してませんがかなり後悔してます…)
構築コンセプトとしては「初手ダイマで荒らしてからあくび等で何やかんやして勝つ」という形を変えずに考察してきましたが、色々試しているうちによく分かんなくなってポケモンたちを目まぐるしく入れ替えしつつ試運転をこなし、大会当日まで悩み続けて突貫工事のように組み上げた構築でした。
今考えてみても構築に粗があるように感じますし、未だに何で勝てたのか不思議でしょうがないのですが、恐らくは勝利への執念にポケモンたちが応えてくれたのだと思います。
…地味に過去作要素が全くないのはすごいような気がします。知らんけど。
~スペシャルサンクス~
まずは今大会の主催である海鼠(@namaco08)さん。
TOP200禁止杯の頃からお世話になっています。大会1週間前の試運転会でも対戦していただきました。
長らくの目標であった禁止杯殿堂入りを果たせたのも、世代が変わろうとも大会を開き続けてくれた彼のモチベーションに寄るものが大きいです。まあ大会がなければ入賞も何もないのですが。
今回も楽しい大会を開いていただきありがとうございました!また次の大会が開かれるようでしたら是非参加させていただきたいです。
試運転に付き合っていただいた方々にもそれぞれ感謝を申し上げたいのですが、長くなってしまうので特に助けられたお二方へ。
○ぽんくら(@ponkra2020)さん
前回大会から構築相談や試運転などで大変お世話になっているガチ勢にして前回・今回ともに殿堂入りした猛者。おめでとうございます(^▽^)/
試運転でを使ってきたのが構築のヒントになったので、DMにて感謝し倒しましたが、ここでもお礼を申し上げます。
○とびひざげり( )さん
今回たまたま試運転をする機会があり、砂パとでボコボコにしてきて僕にを使わせるきっかけを作った張本人。こちらもDMにて感謝し倒しましたが、改めてお礼を申し上げます。
そして今回の構築を組むにあたって礎となったポケモンたち。1週間で30匹近く育てるとか我ながら頭おかしいスピードですね…。どうもありがとう。次回に活躍の場があることをお祈りしております。
最後にこの記事を読んでくれたあなたへ。
長文且つまとまりのない記事ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
実際の対戦の様子を知りたい方はこちらもどうぞ。
【剣盾シングルs5】もふもふ(大嘘)バトン【最高782位・最終786位】
こんにちは😃
マツバと申します。時折YouTubeにポケモン対戦動画を投稿する等の活動をしています。
https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ
Twitter→ID:@gemforjinro
まずは剣盾シーズン5お疲れさまでした。シーズンだのシリーズだのややこしいですね。
前シーズンの終盤から特定のタイミングで回線を切ることにより試合そのものを無かったことにできる手法、いわゆる「切断バグ」が問題視されています。
公式の対応が煮え切らないことで、またかゲーフリ、おい増田ァという状況でありましたが、とりあえずやるだけやろうと頑張りましたら何とか3桁行ったんで記事にします。
色々な構築を換骨奪胎しつつ試行錯誤している最中にたまたま色違いウールーが産まれてくれたので、前にも3桁達成した実績があるバトン構築を使おうと思ったのが動機。
以下常体
【パーティ紹介】
※役割ごとに紹介
○バイウールー@タラプのみ
ふくつのこころ
ようき H252 D4 S252
実数値 179-×-120-×-111-154
技構成 コットンガード/こうそくいどう/みがわり/バトンタッチ
・調整意図
特になし
本構築の要。
以前は慎重HDの剣舞持ちを使っていたが、バトンエースが特殊型主体なことと、キッスうざすぎる上から殴ったろという強い執念から最速高速移動持ちへとシフトした。
個人的に特性は不屈の心一択。もふもふは「接触技のダメージ半減&炎技ダメージ2倍」という特性でダイマックス環境には向かい風。その点不屈の心はひるまされたら素早さが上がるので能力を引き継ぐバトンと非常に相性がいい。防弾は未解禁。
ドリュウズと同速というそこそこのs種族値は優秀であり、最速によりバトン択の柔軟性を得たが時々D振りが恋しい時もある。
身代わりの枠は元々削りもでき挑発されても抗えるボディプレスだったが、裏のバトンエースを安全に着地させることを優先した。すりぬけは忘れないように。
タラプのみは特殊技を受けた時に特防が1段階上がる効果。もふもふ意識の炎技がよく飛んで来るのでおいしい。人によっては回復系きのみを持たせる構築があるが自分はタラプ派。
挑発やら黒い霧が来たら諦めて降参しよう
○エルフーン@オッカのみ
ひかえめ H28 C228 S252
実数値 139-×-105-138-95-168
技構成 ムーンフォース/エナジーボール/ひかりのかべ/おきみやげ
・調整意図
H…c特化ラプラスのキョダイセンリツを壁込みで確定耐え
C…余りを出来るだけ
S…ぶっぱ
起点要員の準アタッカー。
当初はすりぬけ臆病csぶっぱで技も暴風やらアンコールやら入れていたが、紆余曲折あり今の形に落ち着いた。
オッカを持たせることでサザンに安心して居座ることができる。ドラパはクリアボディとすりぬけを両方とも考慮しとりあえずムンフォを撃つしかない。
想定の少し上の火力とエナボがあるため油断がつける場面がそこそこあった。タチフサグマ、水地面ポケ等。"普通の"アシレーヌも壁を張って対処可能。
先発での選出率が多く、例え選出負けしていても1ターン何かしら行動して落ちるパターンが多々あった。
戦術上、防御はバイウールーがガンガン上げられるため、初手がナットレイ・ドリュウズ・ギルガルド等 "素早さが最速バイウールー以下でこちらからの有効打がない且つ一撃で倒される場合にはまず壁を張って特殊アタッカーを牽制する" というかなり強引な手法を終盤に思いついて実行していたが、これが功を奏したのかバイウールーの積み作業がやりやすかったように思う。
あと困ったときの悪戯心置き土産がとにかく便利。技スペがあれば追い風も入れたかった
かたやぶり
ようき A252 D4 S252
実数値 185-187-80-×-86-154
技構成 じしん/アイアンヘッド/がんせきふうじ/ステルスロック
・調整意図
特になし
特筆することもないスタンダードなドリュ。
エースバーンに岩封して不意打ちをすかしてステロまくのが楽しい。
型破りは化けの皮以外にもドラパのクリアボディを無視して岩封したり、マジックミラーを無視してステロまけたりするのが偉い。
たまにダイマックスしてた
○ピクシー@いのちのたま
おだやか H12 B244 C4 D180 S68
実数値 172-×-124-116-146-89
技構成 ムーンフォース/かえんほうしゃ/めいそう/つきのひかり
・調整意図
H…余り。いたみわけ対策で低めに
B…偶数最大値
C…余り
D…出来るだけ
S…無振りアーマーガア抜き
選出率最多のバトンエース。技構成はよくある感じだがこだわりは努力値調整にある。
当初は控えめBCベース個体@リリバのみで採用していたが、瞑想を積みきらないうちに高火力の特殊技を受け切れず負けることが重なっていた。そこで発想を転換しマジガの恩恵によりノーリスク火力補強の出来る命の珠に変え、余剰分を全て特防に回したところ安定感が増した。
タラプでのD上昇だけでもかなりの耐久があり、水特殊アタッカーの猛攻をダイバーンで凌ぎつつ逆転するのは爽快だった。
S上昇を引き継げば+2でドリュウズ・トゲキッス・ミミッキュを抜けるので精神衛生にとてもよい。
マジガによりやけど、どく、やどりぎ、のろいが全く気にならないのが最大の利点。たまに天然期待でわざを打たれることもあるが純粋にこちらのアド。ガラルマタドガスは見たことないので大丈夫()
弱点は急所と一撃技。
○ヒートロトム@オボンのみ
ふゆう
ひかえめ H236 B20 C172 D20 S60
実数値 155-×-130-161-130-114
技構成 ほうでん/あくのはどう/わるだくみ/オーバーヒート
・調整意図
謎
バトンしなくても戦える電子レンジ。
努力値配分はよく分からないけどまあこんな感じだろうという適当調整。不便に感じたことはあるような、ないような。
コットンガン積みすれば型破り地震も耐えないこともないが、結局は他のポケモンの方が有効であることが多くバトンエースとしての選出率は控えめ。
受けループ系統にはよく選出していた。天然ピクシーにオバヒ連打するのが仕事。
ボルチェンもなくダイサンダーの恩恵も受けられないのであくび展開には弱い。
ようき A252 B4 S252
実数値 170-177-100-×-120-146
・調整意図
Bを偶数にした
バトンしなくても戦える鯉龍。もうすぐ子供の日なのでちょうどいいかも。
ピクシーを穏やか個体にする前に思い描いていた「炎・水半減で特殊耐久が高く自分でS操作ができるバトンエース」を無理矢理実現したらこうなった。
まあ腐ってもそこは自信過剰ギャラ、強さは折り紙付きでステロ撒いてから3タテすることもある。ただ耐久面に重きを置いた結果火力が足らない問題に直面することも。
※無理なヤツ
アーマーガア、ドヒドイデ、ナットレイ、ハガネール、クレベース、バルジーナ等てっぺきを覚えるポケモン。最近はカメックス、ジュラルドンあたりもいるので注意
逆に耐久がそこまでないような相手には比較的強くダメージレースに打ち勝てる場合が多い。ダイマすれば一致電気技もちゃんと耐えてくれる。
いかくやダイドラグーンで攻撃が下がってもリカバリーしにくいため、こちらもバトンエースとしての選出率は低め。
とびはねるが使いづらいのとフルアタ故にダイウォールが出来ないのが難点。
【基本選出】
・エルフーンorドリュウズ+バイウールー+ピクシーorギャラドスorロトム
9割方エルフーンバイウールーピクシーの選出だったので、バトン妨害されなさそうならとりあえずこれでいい。ドラパミミカビドリュキッス+@の構築に対する勝率はかなり高い(バトン妨害手段がのろい程度のため)
・カバルドン入り
→バイウールー以外の3匹
シーズン1とかはダイマックス中にほえる等が効かない、あくびはフィールドで防がれるなどでアタッカー型が多かったが、またあくびステロ型が復権しつつあるので警戒されたい。
よってカバの取り巻きに応じて臨機応変に対応して下さい(丸投げ)
ナットレイがいなければステロからのギャラ3タテとかいけます、多分
・受けループ
黒い霧やほえるの心配が無ければバトン選出でもよいが、サイクルを意識するならドリュウズでステロをまいたほうがGOOD。
留意すべきはこちらの能力変化を無視する特性てんねん。ヌオーはピクシー、ピクシーはヒトムで相手をしたい。ギャラはナットレイやらクレベースに邪魔されるのでダメ。
【まとめ】
シーズン5最終日の戦績は、
順位 4137位→782位(3桁達成+1勝でやめた)
最終786位
勝率 60.7% (34勝/22敗)
よくよく考えると僅かながら最高順位を更新していたようです。ばんざい🙌
とにかく切断バグの横行する中でそこそこな成績が上げられて良かったと思います。何事もトライ&エラー、失敗から学ぶ精神を持ち続けたいものです。
他の構築記事とか見たら刺さってるものもあったので、もうちょい伸ばせた可能性もあるかもしれません。
モチベーションを保ち続けるのは難しいことで、最近は転勤等プライベートでの変化によりなかなか動画を収録・編集できておらず、その上一度スランプに陥ると抜け出すのに時間がかかり収録できず…という悪循環が起こっています。シーズンが1ヵ月と短いのもあって焦りもあります。
…まあぐだぐだ言ってもしょうがないんで、やるだけやります。長文にお付き合いいただきありがとうございました😊
【剣盾シングルs4】二度寝カビゴン【序盤順位3桁達成構築】
どうもマツバと申します。
使っていた構築をメモ代わり的に紹介しますが、随分前のことなんで記憶が曖昧です。
とりあえず覚えてるのは
・キョダイラプラス対策にドわすれバトンピクシー
・トリルカビゴンは強い
あとは努力値調整と軽い説明だけ載せときますので興味あったら是非お使いください👍
以下パーティ紹介
・マンムー@突撃チョッキ 厚い脂肪
呑気 B84 C228 D196
フリドラ/大地/地割れ/礫
B…A特化ドリュのアイへ耐え
c…無振りドリュを大地+礫で確定、H252ヌオーをフリドラで確1
・ミミッキュ@たべのこし 化けの皮
意地 HA252
戯れ影呪いトリル
ただのぶっぱ リリバの時もあり
ドラパルト@オボン クリアボディ
臆病 H220 B244 c36 D4 s4
鬼火光壁祟り目呪い
HB…やけどA特化ミミッキュのダイホロウをオボン込みで2耐え
s…最速アイアント抜き
あとは余り
アーマーガア@鋭い嘴 ミラーアーマー
陽気 H4 A68 B4 D228 s204
ドリ嘴ビルド挑発羽休め
s…最速s60属抜き
たまにタラプ
カビゴン@カゴ 厚い脂肪
腕白 AB252 s4
DDラリアット空元気鈍い眠る
ぶっぱ。キョダイ個体。積んで眠ってダイマしてきのみ回収したり、欠伸ループを切ったり相手のダイマを枯らしたりと重宝したが、柔軟性にはやや欠けていたように思う。実際段々と通用しない場面も出てきた(エレキ、ミスト下では眠れないなど)
ピクシー@タスキ てんねん
臆病 HS252 B4
電磁波ド忘れ身代わりバトン
ぶっぱ。眼鏡トリックロトムを身代わりで分からせ起点にする。スカーフは知らない
質問等はTwitter(@gemforjinro)まで。
それでは。
【ポケモン剣盾s1使用構築】蝶のように舞い羊のように纏う【最高893位】
どうもこんにちは。マツバと申します。
ポケモンソード・シールドランクマッチ初シーズンお疲れさまでした。関係筋によればプレイ人口15万人以上とのことで、育成環境の向上?でガチ対戦の敷居がある程度低くなって活気のあるシーズンであったように思います。
その中で3桁順位に到達しましたので構築を簡単に紹介させていただきます。
以下常体
○コンセプト
つけあがるアーマーガアを使いたい。それを補強するためにアブリボン、バイウールーで順番に積んでバトンを繋ぐ。
あとは選出誘導とかそんな感じ。
○パーティ紹介
りんぷん
おくびょうH252 B12 C4 D12 S228
H…ぶっぱ
S…最速s120属抜き
余りは適当
蝶ではない。
先発によく出した。相手の初手はドリュウズ・バンギラス・サザンドラ・ヒヒダルマあたりが多く、こちらの選出や相手の構成によって麻痺まきか舞うかを選択。
りんぷんは放電麻痺や熱湯やけど・岩封sダウン・ひるみを防いでくれる良特性。かたやぶりには効かない。
とにかくS以外が貧弱であり、蝶舞バトン界最速でなければ採用しなかった。以前の起点要因枠はジャラランガ・ジュラルドンだったが、アーマーガアがロトムやトゲキッスによく打ち負け順位が伸び悩んでいたので考案。
しびれごなの命中くらい90にしてくださいよ
・バイウールー@オボンのみ
ふくつのこころ
しんちょうH244 B12 D252
コットンガード/つるぎのまい/みがわり/バトンタッチ
H…4n調整したつもりだった
B…余り
D…ぶっぱ
バトン要因その2。
積み技2つに後続保護&耐久調整用の身代わり。
相手が炎技を撃ってくる願望の不屈の心は重宝した。ひるんでs上昇するのもバトンと相性がいい。
弱点は挑発されると止まること。オボンが残っていれば悪あがきをして無理やりバトンすることもあった。
・アーマーガア@じゃくてんほけん
ミラーアーマー
しんちょうH252 D134 S124
ドリルくちばし/つけあがる/ちょうはつ/はねやすめ
H…ぶっぱ
D…余りをできるだけ
S…無振りs81属抜き抜き、S+1で最速FCロトム 抜き
本構築のエース。バトンなしでも弱保発動で3タテできたりできなかったり。
「つけあがる」とは基本威力20・あくタイプの物理技で、能力が1段階上がるごとに威力が20上がる仕様がある。うまく能力が上がりまくるとA6段階上昇・威力300超えのとんでも火力を連発でき、ダイマしてようがワンパンという恐ろしいことになる。
※参考画像(この場合は威力360)
ミロカロスに同速勝負を強いられ負けたのでsを再調整。
不一致バツグンなら余裕で耐えて弱保ダイジェットで返り討ちにできるが、積みが足りないこともあった。
シーズン終盤に急激に増えた最速アーマーガアには勝てない。こちらも最速にしようか迷ったが耐久を犠牲にはできず、取り巻きで選出抑制したはずだったが普通に出てきて困った(即降参)
・ラプラス@のどスプレー
シェルアーマー
ひかえめ C252 D4 S252
裏エース。初代からいるのに新要素モリモリ。バトンの天敵くろいきりを覚えるポケモンはみずタイプが多いため軒並み強い。
チョッキでも強いが、バトンも考慮し火力重視で新アイテムのどスプレーを採用。音技である泡沫のアリアを撃つことで特攻が上がる。
(この泡沫のアリアとかいう技はタマゴ技なのに他に覚えるポケモンがおらず、野生のオーラを纏ったラプラスを捕まえるしかないというえげつない厳選難易度である。私はマジカル交換で流れてきたのを使いましたテヘペロ)
特性シェルアーマーは急所に当たらないので、バトン後の事故を防げる。まあラプラス相手に水技なんて撃つ人もいないだろうというのもあった。
10万ボルトはダイマ後もみずタイプに弱点を突くためやアーマーガアに撃つために採用。ドヤ顔で龍舞してきたギャラにダイサンダー撃ったら切断された。
・ランターン@シュカのみ おくびょうcs
ねっとう/ほうでん/こごかぜ/でんじは
・ロトム
いろいろ
相性補完しているように見せかけて選出誘導する枠。その最たるものがカバルドンだったが普通に出されるあたり舐められていたように思う。
ランターンは一応起点が作れるような感じにしたが、ぶっちゃけチョッキでサイクルしたほうが強みを生かせる気がする。
ロトムはキッス意識のHCヒトムやらエルフーン意識のCSカットムやらそのとき対策したいポケモンによって変えていた。1回だけ蝶舞バトンして勝った覚えがある。
こんな感じでガバガバな構築でしたが、刺さったときの爆発力だけで3桁までのし上がれました。つけあがるの超火力で相手HPが溶ける様を見るのだけがモチベーションになっていました。運が絡む場面が多く苦しい戦いでした。
来シーズンは一部キョダイマックスが解禁ということで環境がどう動くか分かりませんが、ネタポケも使いつつ2桁に行きたい所存でございます。
散文失礼いたしました。
p.s.
使っても勝てないと鬱にさせてしまうのでパーティのコードは公開しません。ご了承ください
3桁達成の様子はこちら
「できない」と言う勇気
こんにちは、マツバと申します。日頃からYouTubeにて主にポケモン対戦動画を投稿するなどして活動しています。
近頃ちょっと気になることがあって思考を巡らせているうちに、浮かんだ考えを少しまとめておこうと思いこの記事を書いています。
タイトルの時点で出オチ感がハンパないですし、他者に人生観を提示するというよりは溜め込んだ愚痴を一旦吐き出しておきたいという意味合いが強いですが、それでも良ければお付き合いください。
とはいえ初っ端から愚痴を垂れ流しても仕方ありませんので先に軽く結論を書いておくことにします。
「できない」と言う勇気とは、人間関係を円満に築いていくのに必要なものだと思っています。
人の中には他人からの頼み事を断り切れないという人が一定数います(かく言う自分もそうですが)。自分よりも他者を優先する寛大な心の持ち主と言えば聞こえはいいですが、実際のところは自分の都合を押し殺してしまう傾向が見受けられます。そういう人間は心のどこかで「せっかく自分に期待していてくれているのに断ったら失望させてしまうかもしれない」という思考に陥ってしまっていると思うのです。
しかしながら、もしも不都合が生じて失敗してしまった場合、かえって人を失望させてしまう上、想定されていた物事を円滑に進めることができなくなって関係者に迷惑をかけてしまうことに繋がります。彼らには初めから「できるはずだ」と思われているのですから尚更です。
だからこそあらかじめ「できない」と伝えることで想定外の事態を極力回避し、それぞれができることを認識し、物事に集中して取り組めるというメリットがあると思います。
「できない」と言うことはある意味屈辱的で気が進まないとは思いますが、敢えてそれを伝えることで自分を見つめ直し、もしできるようになりたいと思うのであればその努力をすればいいですし、できないのはしょうがないと開き直るのもいいでしょう。まずは自分の現状を他者に伝え自分でも認識するのが大切なことなのです。これはある意味「勇気」と言えるでしょう。
ここから先はこの記事を書くに至った出来事の愚痴です。一種の例え話と思っていただければ良いかと思います。
まず知らない人の為に軽く説明。
一般にYouTubeやニコニコ動画における投稿者自身や合成音声等による解説のついたゲームプレイ動画は「ゲーム実況」と呼ばれ、その投稿者は「ゲーム実況者」または単に「実況者」と呼ばれています。
殊にポケモンゲームの対戦動画を投稿する(自分を含めた)「ポケモン実況者」は普段は個々に活動しているものの、定期的にポケモン実況者達がお互いに対戦し最終的に優勝者を決める「実況者大会」という企画が催されることがあります。もちろんこれも収録・編集した上で各々が動画を投稿し、SNSにて宣伝をします。開催目的としては自身や他の企画参加者の宣伝・ポケモンというコンテンツの啓蒙といったところでしょうか。自分もいくつか参加経験があり、優勝したこともあります。
ここからが本当に愚痴です。
今から2年前ほど、自分はとある実況者大会に参加しておりました。参加者はYouTubeを中心に活動しているのとニコニコを中心に活動しているのとが半々といった感じでしたが、とりあえずは全員がチャンネルを持つYouTubeでの企画として進められていました。
ここにとある1人の実況者が参加していました。仮にXとします(過去の事情により当人には彼や彼女といった代名詞は使わないこととする)。Xはニコニコ動画を中心に活動する方です。
Xは当時は忙しかったらしく(何に忙しかったかは言及していない)、あらかじめ設けられていた対戦スケジュールを予定通りこなすことができずにあわや大会企画自体が大幅に遅れかねない事態にまで陥いりました。まあ1歩譲ってまだこれは許容範囲内でしょう。忙しいという理由が一応ありましたし、Xはそれを伝えてくれましたからね。
どうにか全対戦スケジュールを終え、わずかばかり遅れは出たものの順次大会企画の宣伝を始めることができ、動画投稿が始まりました。
しかしどういう訳かXは自分以外の動画を全く宣伝していませんでした。
この事に関して大会運営の1人からどうしたらいいかと相談を受けましたが、忙しいなら仕方ないのではという旨を伝えました。彼は納得できないようでした。その気持ちもよくわかるのですが、実況者大会とは言わば「祭り」です。せっかくの大会のムードを乱すような真似はしたくありませんでした。今思い返せば理由を追求するくらいはした方が良かったと思います。
そう、Xには本来ならするべき宣伝ができなかった、それには理由があったはずですが伝えようとはしなかったのです。例えそれが「めんどくさかったから」でも言ってくれたら良かったのです。多少の叱責は食らうでしょうが。
Xがそれを伝えなかった結果、他の参加者はどう思ったことでしょう。少なくとも自分は「Xは本来の活動拠点ではないYouTubeでの企画を蔑ろにしているか、もしくは親しい人間が参加していないので乗り気ではない、つまりナメくさっているのだ」と今でも思っています。
もう2年も前の出来事ですし、今さら本人に追求する気もありませんし、したところで何の解決にもなりません。時は常に先に進んでいるのですから。
…と思っていましたが、Xはどうやら近頃YouTubeでの活動も本格化させ始めたようで、ついこないだもその報告と宣伝をしていました。この流れで言うとちゃんちゃらおかしな話です。本末転倒、自家撞着、支離滅裂。せっかくの新しい門出だというのに素直に喜ぶ気にもなれません。
過去は過去です、追求はしません。これからの活動にケチをつける気も毛頭ありません。ですからどうかXが他人に余計な迷惑をかけないように心から願い、記事の締めくくりとします。
長文駄文にて失礼しました。
キツネ村に行ってきたよ!【蔵王キツネ村探訪】
先日蔵王キツネ村に行ってきましたので、写真と共に書き残しておこうと思いました。少々長くなりますがどうぞお付き合いください。
そもそもなんでキツネ村に行こうと思ったのか?ということなんですが、よくTwitterで回ってくる飼いキツネの動画を見て「何これクッソかわいいな!」とすっかり虜になったからです。以前イヌを飼っていたこともあり似たようなものを感じていたのですが、それもそのはず、キツネはイヌ科(正確には哺乳綱ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ亜科の一部)。行かない理由はありませんでした。
で、旅行計画を立てるに当たって調べているとキツネ村に比較的近い旅館である「白石温泉 薬師の湯」にて「キツネ村送迎プラン」なるものを実施していることが分かり、早速電話。
このプランは一泊二日の通常利用に最寄り駅→キツネ村→旅館→翌日最寄り駅と送迎してもらえるオプションがつくというもので、もともと2人用に提案されているものです。しかし急に「一緒に宮城行こうぜ!」と言って来てくれる知り合いなどいるはずもなく今回は1人でしたが。
何はともあれ予約の電話したところ、夏の時期で空きが少なく部屋は選べないが多少安くして対応してくれるとのこと。こちらからすれば行ければ何の問題もないので二つ返事で申し込み完了。
そして旅行当日を迎えました。
まずは東北新幹線にて最寄り駅である白石蔵王駅に到着。これ「し"ろ"いしざおう」って読むんですね。ずっと「し"ら"いしざおう」だと思っていました。
かわいいキツネたちのイラストがお出迎え。期待が膨らみます。
外のロータリーに旅館の送迎車(いわゆるロケ車みたいなやつ)が来ていたので、荷物を預け乗車。中には3組のカップルが。萎えた。元々2人用プランだからね、しょうがないね。
車に揺られ山道を30分ほど走るとキツネ村に到着。もし1人で来ようとしたらとんでもない労力がかかっただろうことを考えると、このプランに申し込んで本当に良かったです…。
入り口にはなぜかゴリラ。守り神だそうで。
とりあえず中に入ると受付のお姉さんから説明を受けました。海外からの観光客もいたので英語交じりに慣れた手つきでボードを掲げスムーズに説明をしていく様を見ると、結構外国人も来るんだなぁと思いました。
その説明はこんな感じでした。
・施設内のキツネは野生に近い形で暮らしています
・立ち止まると噛まれます
・触ろうとすると噛まれます
・靴ヒモをちゃんと結ばないとヘビだと思われて噛まれます
・もしものために医務室はありますが治療費は自費負担です
・モノを落とすと埋められて2度と戻ってきません
ははーん、さてはイヌだな?※イヌ科です
そんな感想を抱きつつ、いざキツネ村。
野生エリア?的なところの入り口にもビッシリと注意書きが。
撮った画像や写真を商用利用するなってかいてあるけど、普通にyoutubeに上がっているような…?あ、このブログは大丈夫ですよ。
高鳴る胸を押さえてドアをくぐるとそこには…
ね、寝てる…
ちょうど着いたのが11時過ぎだったのでお昼寝をしているのか、30度を超える猛暑のせいでバテているのか…とりあえずみなさん寝てました。
ほら、こんなに近くで写真も撮れちゃった。
思ったよりふわふわしてないなあと思ったら、今の時期はちょうど夏毛に生え変わる時期なのだそうです。
チラッと見える肉球も愛らしいですね。
そして少し進むとキツネのエサやり場と書かれた高床式の建物が見えてきました。
エサをもらえるというだけあって、この周りのキツネたちは元気に走り回ってました。
— マツバ@ネタポケ使いたい人 (@gemforjinro) 2019年8月6日
昨日説明も無しに貼っつけてしまったけど、エサやり場に集まるキツネたち
— マツバ@ネタポケ使いたい人 (@gemforjinro) 2019年8月8日
甘えるような鳴き声が何とも言えない#蔵王キツネ村 pic.twitter.com/wyJUhzm0Q1
そしてこの声、この仕草といったら堪りませんわ。投げられるエサを取り合ってケンカする様子も微笑ましい。
キツネのエサは1つ300円で小さいパックにおやつカルパスの細長いようなものが7、8個くらい入ったもので、僕もあげてきました。写真撮り忘れました。あと試食してみれば良かった。
野生エリア以外にも展示コーナーがあり、キツネの他にもウサギ、モルモット、ヤギ、ウマがいました。
ちょうどお昼時だったのでエサに頭突っ込んだままでした。待ったけど全くこっちを見てくれたなかったです。僕も持ってきたおにぎりを食べました。ここは食事は出してないってのは調べがついておりましたので…
あとこんなのもありました。まあ…よくありますよねこういうの。
時間はまだあったので売店の方をのぞいてみることにしました。
雰囲気としてはまさに動物園にあるお土産コーナーといったところ。キツネの置物、キツネのキーホルダー、キツネのTシャツ…
そしてキツネのうんこ。試食したら普通に美味しいドーナツでした。
しばらくウロウロしているとかわいい来訪者が。
子ヤギです。飼育員さんが散歩させているようで、まだ生後1ヶ月なのだとか。
あたりにおしっこやらうんちやらしてしまうハプニングもありましたが、にわかに売店のアイドルとなりました。
落ち着いたところで飼育員さんにお願いして子ヤギちゃんを抱っこさせてもらいました。毛がサラサラとしてとても暖かく、心臓がトクトクと鼓動を刻んでおり、今まさにこの子も一生懸命生きているんだなと感じました。
あとこの子はなかなか正面を向いてくれず、写真をお願いしていた飼育員さんも苦戦していました。ここはシャイな子が多いのかな?
時が経つのは早いもので?午後2時。とうとう本日のメインイベント「キツネ抱っこ体験」の時間がやってまいりました。このためにここに来たといっても過言ではありません。
体験料600円を支払い、用意された合羽を"前から"着て(ここ重要)準備完了。
来てくれたのはプラチナキツネの子。色合いがオオカミみたいでかっこいいです。
施設内で1番デb…体が大きいそうです。確かになかなか重量ありましたね。中型犬くらい。
抱き心地はとてもよかったです。毛の生え変わる時期とはいえ毛並みはフサフサしていましたし、ずっとおとなしくしてくれていました。
順番待ちをされてる方が多かったので抱っこしていたのは1、2分でしたが、貴重な体験をさせてもらったと思います。
大変名残惜しくはありますが送迎の時間となってしまいましたので、送迎車にて旅館の方に向かいました。
今回の旅の宿「白石温泉 薬師の湯」に到着しました。すぐにチェックインを済まし、指定された部屋へ向かいましたが…かなり遠かったです。こればかりは部屋を選べないので仕方ありませんね。そして通された部屋はこちら。
6畳二間…これって家族用なのでは?
ちょっとした優越感に浸りつつ荷解きもそこそこに疲れた体を癒すべく温泉へ。
広めの大浴場に露天風呂。なかなか素晴らしいですね(写真撮るときスマホ落とさないように必死になってました)
まだ誰もおらずほぼ貸切状態でしたので、のびのびと湯に浸かりながらストレッチなどしてから上がりました。残念ながら牛乳ビンの自動販売機はなかったので、普通の自販機からパックのイチゴミルクを買って飲みました。
ここでちょっとした…いや、だいぶ致命的なハプニングが。
今までの疲れが一気に来たのか何と熱を出してしまいました。流石に薬は売ってないだろうし我慢するしかないと思い、とりあえず夕食に向かいました。
とても美味しかったんです。美味しかったんですが食欲があまり湧かない状態で無理やり詰め込むように食べてしまったのは本当にもったいなかったです。
そしてスポドリを2、3本買ってから部屋に戻り、がぶ飲みして暖かくして寝ました。せっかくの旅行でこうなるとは一体誰が予想できるでしょうか…
翌日の8時から9時半が朝食ブュッフェの時間だったのですが、もちろん起きて行けるはずもなくチェックアウト直前まで床に伏せっていました。汗をたくさんかいたおかげか熱だけはどうにか下がりました。
チェックアウトした後は送迎まで時間があったのでお土産を適当に見繕って購入し、宅急便で送りました。
紆余曲折ありましたがなんとか無事に帰路に着くことができました。体調を崩してしまったことを含めても本当に楽しい満足いく旅だったと思います。
ありがとう白石蔵王。今度は仙台にも行ってみたいですね。
朝食代わりに買ったずんだパンと共に筆を置こうと思います。拙き長文にて失礼しました。少しでもあなたの人生が豊かになりますように。
《余談》
キツネの巫女のイラストを見たときに感じたことです。深い意味はありませんので流し見程度で構いません。
一般論としてグチりますが、自分自身"動物神"自体が懐疑的なものだと思っています。
そもそもキツネ等の動物は神というよりは神の眷属としてその意思を伝える存在とされるようですが、この類のものは人間が勝手にそう祀りあげただけで絶対の根拠はないでしょう。
確かにキツネに化かされただの助けられただのという話が伝わっている以上、人間には推し測れない何かしらの能力を備えたキツネももしかしたらいたのでしょう。ですがそれはあくまでも"妖怪"なのでは。
俗世間に住し本能に塗れた畜生風情を神の使いと仕立てるのはロマンはあるけど現実としてはどうかしている。神の意思を伝えるだとか、打算なく本質的に人を救うだとか、そういうのに向いてないと思います。人間としてもそういったものを崇めた所でしょうがない気がします。動物にできることならそもそも人間自身が解決できるのではないでしょうか。
だからといって動物が他の存在を幸せに導こうとする意思自体を否定する気はありません。日本人のふりをして日本を貶めようとする輩よりはマシでしょうから。
最後になりますが、動物はあくまで動物、それ以上でもそれ以下でもないのです。想像上でどう表現するのも個々の自由ですが、現実ではそう受け止めるべきであると思います。
以上