テッポウオのすみか

だいたいポケモンについてだべります

【ポケモン】ねっとう=「Scald」?わざの翻訳についての私見

   どうも、マツバと申します。YouTubeにて主にポケモン対戦動画を投稿しています。

   先日Twitter上で「ねっとう→Scald」と翻訳することについて交わしたやり取りを通じて、浮かんだ考えを記事としてまとめることにしました。例として英語訳の話題を挙げてはいるものの、カタコトすら覚束ない筆者の英語力に加えて稚拙な文章ではありますがお付き合いください。

   またゲーム上に登場する「わざ」名称の表記についてはポケモンが扱うものとして区別し、漢字を使わず表記させていただきます。

以下常体

 

 

○わざの翻訳の分類

 

   以下の3つに大きく分けられると思われる。

 

1.直訳、またはそれに近い形で訳されたもの

例)

・じしん(Earthquake)

かえんほうしゃ(Flamethrower)

・ハサミギロチン(Guillotine)

※考案者のギヨタン博士が由来

 

2.類義語を用いて意訳したもの

例)

・ねっとう(Scald)※後ほど詳しく述べる

・いのちがけ(Final Gambit)

※gambit=(チェスで盤面を有利にするために捨て駒を使う)序盤の手

ちょうのまい(Quiver Dance)

※quiver=(動物が羽・触角などを小刻みに)震えさせる,振動させる

 

3.表現上差し支えない範囲で別語に置き換えたもの

例)

だいもんじ(Fire Blast)

・つばめがえし(Aerial Ace)

・とんぼがえり(U-turn)

※日本固有の事象・慣用句などを語源とするもの。直訳だと意味が通じない可能性が高い

 

 

○「ねっとう=Scald」の考察

 

   前置きとして経緯を述べるが、この話題の発端は実力・実績のある界隈では著名な某ポケモンプレイヤーである。彼は当時オーストラリアに留学中とのことだったが、当初「英語ロムをやれば英語の勉強になると思っていたのに」などとツイートするあたり、相当な苦労がうかがえる。その貴重な体験を己が糧としてさらなる飛躍を遂げることを願うばかりだ。

   そんな彼を余計な議論で煩わせるのは気が引けたため、Twitter上でのやり取りは必要最低限に留め、個人的に展開してみようと思う。

 

   それでは本題に移ろう。

   ポケモンのゲーム上では「ねっとう」は英語で「Scald」と表現されている。

   まず「ねっとう」とは何か。言わずもがなねっとうとは「熱湯」すなわち沸騰したお湯のことを表す。

   一方英語では「boiled water」。

 

   ん?

   scaldじゃないやん!

 

と思ったそこのあなた。その反応は正しい。

   scaldとは「(熱湯や湯気で)やけどさせる」意味を持つ単語であるため、熱湯という"もの"を表すのであれば「boiled water」で解決ではある。

   しかしわざ「ねっとう」の説明文にはこうある。

 

「熱く 煮えたぎる 水を 相手に 発射して 攻撃する。やけど状態に することが ある。」

 

   まあ、わざの説明としては申し分ない。

   そう、「ねっとう」とは"わざ"。ただ熱湯がそこに置いてあるのとはわけが違う。

 

 

   ここからは言葉の概念ということについて掘り下げていく。

   そもそも言葉の中にはその概念や状況をより正確に表すのに適した単語というものが存在する。

   例を挙げれば「湯」。この一字だけで"水が熱せられた状態"を表すことができる。温度に関して「水」よりもより詳しい表現ができている。さらに温度が高い状態を強調したければそれこそ「熱湯」とすればよい。

 

   それを踏まえると今回の「ねっとう」の場合は、わざの説明にある「熱湯で攻撃し、やけどさせる」状況に当てはまる単語を両者の言語から選択すればよいことになる。

   日本語の場合には単純に「ねっとう」でよい。何故ならば日本語には"熱湯でやけどさせる"意味を持つ単語がないから。この記事の中ですでに何回も「熱湯でやけどさせる」と表記していることからこれは明白である。あとは慣用句に「煮え湯を飲まされる」というものがあるため、その状況を想像しやすいという事情があるのかもしれない。タブンネ

   英語の場合は「scald」という適当な単語があるのでそのまま当てはめたということだろう。

   例の彼はしきりに"やけどさせる"意味合いが「ねっとう」に相応しくないと固執していた節があるので敢えて述べるが、英語における表現においては火によるやけど(=burn)と熱湯によるやけどは違う。さらに言えば単なる熱によるやけど(=thermal injury:熱損傷)というのも存在する。しつこいようだが最も適した単語を使用したに過ぎないのだ。

物事を一面だけで捉えて判断すると自ら見識を狭めることになりかねない。

 

 

○まとめ

 

   ポケモンのわざの別言語への翻訳について、「ねっとう」を例に簡潔ながら私見を述べさせてもらった。このような議論はゲーム開発陣の領分であることは重々承知の上だが、自分の中の言語やポケモンに対する見識を深める一助にはなったと思う。

   話が飛躍するかもしれないが、言語とは古来からある表現の手段であり、また時代とともに移り変わるものである。通信手段が手紙、電話、メールなどと時代が進むにつれ変わっていったように、これからの未来には今までにない事象が生まれてそれを表現する新しい言語が生まれてくることだろう。

   いつの時代・どの言語であっても言えることだが、重要なのは言葉の中に秘められた物事の本質を理解することだと思う。あくまでも言語とは己の中の概念を他者へと表現する手段、そしてその結果の集合体にすぎないのだから。ふわふわとして不安定で我々には感知することが難しい概念に形を与えるものなのだ。

   小難しいことをぐだぐだ言っているが、結論としては「ねっとう」と「Scald」はそれぞれの言語において本質的に同じことを表現しているからこれでいいのだ、ということ。

 

 

   自分の中での議論は尽きませんが、あまり気を取られていると他のことに手がつかないのでこの辺りで筆を置くこととします。

何か質問・ご指摘がありましたら是非ともよろしくお願いします。Twitter→@gemforjinro

それでは。

 

 

※追記

例の彼の当該ツイートは記事投稿前に削除されてました。一定の理解はしてもらえたと信じます。

【ポケモンUSUMs16スペシャルレート】エスパー三銃士を連れてきたよ!【現在最高1856・17位】

どうも、マツバと申します。YouTubeポケモン対戦動画を投稿してたりします。

(Twitter→@gemforjinro)

   今回の記事はポケモンウルトラサン・ウルトラムーンシーズン16のスペシャルレートのお話。

    毎回味のある特別ルールが設けられるこのレギュレーションですが、今シーズンは

「前のシーズンで使用率トップ30匹に入ったポケモン使用禁止」

というもの。あれ、似たものを見たことある気がする。デジャヴかな?

   過去作のポケモンも自由に使えるということで、不意打ちゴローニャだの真空波カイリキーだの考慮する相手が多くてめんどくさそうだと思って倦厭していましたが、しばらく様子を見ていたら別にそんなこともなくジャラランガが元気にしていたので参戦を決意。

   そんでもって現在の最高戦績がこんなん。

f:id:sagara4820:20190815064757j:image

※2019-07-18時点でオニゴーリジバコイルに変更

※タイミングは忘れたがジバコイルクワガノンに変更

f:id:sagara4820:20190815064748j:image

f:id:sagara4820:20190815064841p:image

   普通に上位1%以内。1800に乗りある程度強者としての箔がついたことは嬉しく思います。ちなみに現在3位ほどまで1900台。

   ミミッキュなどの厨ポケが軒並みいないので対戦してて本当に楽しいです。ただしビビヨンてめーはダメだ

   構築に関してはエスパー3匹で相性補完ガバガバなのにかなり勝てている事実に一同驚愕。

   中身についてはここに堂々と開示してメタられたらヤダなんで、動画でも見てください。こちら→https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ

シーズン16は9/3まで続くしまだまだ潜っていきますので、この記事も随時更新していきます。どうぞよろしくお願いします。

 

【更新記録】

2019-07-13…レート1769/78位:35勝-16敗

2019-07-15…レート1788/74位:37勝-16敗

2019-07-22…レート1796/88位:84勝-57敗

2019-07-23…レート1808/57位:96勝-62敗

2019-08-12…レート1839/23位:198勝-139敗

2019-08-13…レート1840/22位:202勝-141敗

2019-08-14…レート1856/17位:208勝-143敗

 

【ポケモンUSUM】ヤツは紛れもなくチンパン、そして戦犯【第3回TOP200禁止杯】

 

f:id:sagara4820:20190701222132j:image

第3回TOP200禁止杯の感想記事です。

こんにちは、マツバと申します。

YouTubeポケモン対戦動画を投稿してたりしてます。https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ

まずは運営並びに参加者の方々、ご苦労様でした。楽しい大会でしたが、もっと上に行けたはずと負け惜しみを言いつつ構築のご紹介。

※戦績…34位/149人、9勝6敗

(前日の練習キャスでは5勝3敗)

 

f:id:sagara4820:20190701222545p:image
f:id:sagara4820:20190701222553p:image

(順不同)

 

エテボース (NN:ちんぱん)

もちもの:ちからのハチマキ

特性:テクニシャン

性格:ようき

努力値:H4 A252 S252

技構成:ねこだまし/ほのおのパンチ/とんぼがえり/はたきおとす

戦犯。1度も選出せず。

前日の練習キャスでカラマネロにボコされたのを教訓にとんぼがえりを投入するもベンチウォーマーであった。

速いだけが取り柄の文字通りのちんぱん。構築を報告した時点では活躍を期待していたはずなのになあ…


ナゲツケサル(NN:ゴロウマルU)

もちもの:フィラのみ

特性:まけんき

性格:いじっぱり

努力値:H36 A252 S220

技構成:インファイト/ダストシュート/はたきおとす/ちょうはつ

話題にも上がらなくなったという意味では実質五郎丸()。

グランブルマッスグマあたりを見るために入れた覚えがある。

初めはHAだったが上から挑発したかったのでガッツリSに降った。

オコリザルと違いそこそこある物理耐久が生きた場面は多々あった。


ゴルダック(NN:すいえいぶ)

もちもの:いのちのたま

特性:ノーてんき

性格:ひかえめ

努力値:B4 C252 S252

技構成:なみのり/れいとうビーム/サイコショック/めいそう

水泳部()

天候パ対策なのに当日全く天候パに当たらなかった悲しい増田。

練習で海鼠さんの晴れパを見事に蹂躙したので性能は悪くなかったと思う。

当日気合玉からショックに変更。

実は火力がカツカツであり珠を持たせないとウツボットが倒せない。


ビーダル(NN:B-DASH)

もちもの:きあいのタスキ

特性:てんねん

性格:おくびょう

努力値:H244 D12 S252

技構成:ねっとう/あくび/ちょうはつ/ステルスロック

起点作り。ムラっけやらたんじゅん積みアタッカーなどを警戒させられると思ったのと、単純にあくびステロ展開は強いと思っての採用。

練習ではおだやかHDベースだったが相手のビーダルに上から挑発されたため最速に。

役割は果たせていたものの、あくびをカットムのボルチェン等でかわされて2試合くらい落とした。

デスカーンを2度完封したのは偉かった。


ゴローニャ(NN:キキイッパツ)

もちもの:ジメンZ

特性:エレキスキン

性格:ようき

努力値:A252 D4 S252

技構成:すてみタックル/じしん/ほのおのパンチ/ロックカット

黒ひげ危機一髪。

今回はデンリュウバクーダが多いかなと思ってジメンZを採用。練習では倒せた。

シュバルゴがきついと思い大爆発から炎パンに変更した。倒したのはオーロットでした。

なんかよく分からないけど上を取れて倒せた場面もあった。


アイアント(NN:カテジナ)

もちもの:こうてつプレート

特性:はりきり

性格:ようき

努力値:A252 D4 S252

技構成:アイアンヘッド/つめとぎ/みがわり/バトンタッチ

本構築のMVPだと思う恐怖のアリ。

あくびステロ展開から積んでいく。

練習ではバトンが穴を掘る・持ち物は達人の帯だったが、どうにも読まれやすいし穴を掘るは隙を見せやすいしで、悩んだ挙句にアイへ1ウェポンとしてワンチャン身代わり残せたら生きるであろうバトンとした。

はりきりのデメリットを消せる爪研ぎは非常に優秀で、積めばだいたいゴリ押せた。ジメンZ読みで引かれた先にアイへを叩き込むことも。

NNは機動戦士Vガンダムの登場人物カテジナ・ルースから。ファラ・グリフォンよりは好き。

 

○反省点

こんなガバガバプレイがなければ10位以内に入れていたかもしれない。

・あくびを撃とうとしたらステロをまいていた

・つめとぎしようとしたらバトンしていた

・壁ターンをよく見ずに攻撃して耐えられてた

・エレキスキン込みでダメ計するのを忘れて中間択を選んだ末に普通に負ける

・相手がいのちのたまを持っていることを忘れる

 

と、まぁこんな感じでした。

杜撰なプレイに納得できる訳もないので、今回は動画化しないという形にさせてもらいます。ホントにエテボースを電気玉投げつけるとかにすれば良かった気がしています。

次回作であるポケットモンスターソード・シールドでは諸事情により登場ポケモンが500匹程度と限られているので、レートに準ずるルールの対戦環境も大幅に変わり、今仲間大会のような上位ポケモンを敢えて使わない形式のルールが成り立つのかは分かりませんが、縛りプレイ的なのは大好物ですので開催されれば是非またやりたいものです。

拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました😊

【USUMレートs15シングル使用構築】偽装クレセゴーリ”威氷五式”

!注意!

   この記事は上手く結果を残せなかった構築の反省メモ的なヤツです。はっきり言って参考にならないと思いますので、それでも良ければどうぞ。

 


   どうも、マツバと申します。

YouTubeポケモン対戦動画を投稿してたりしてます。https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ

Twitter→@gemforjinro

 

シーズン15お疲れsummerでした(激寒ギャグ)。今季もまた偽装クレセゴーリを使っていました。
   レート更新とはいきませんでしたが次につなぐため書いていきます。

   早くレート2000処女卒業して、報告ツイートして気持ち良くなりたいもんです。

   構築名の「威氷五式【いひょうごしき】」とは「オニゴーリ(氷)による威圧をかけたい」「意表を突く戦いをしたい」という意味合いを込めて名づけたものです。シーズン終わってから付けました。「五式」というのは一応5番目の構築だからですが、細かいところはちょくちょく変えてたりします。

   パーティコンセプトとしてはオニゴーリを害悪として使いたくないってだけですので、特には述べません。残りのポケモンはコロコロ変えてますし。

 

   ちなみにレートの推移としては、
最高1854

f:id:sagara4820:20190618160128j:image

最終日2日前
1503(ここで猛烈な頭痛に襲われ1日休み)(健康第一を心に誓う)

最終日1722(勝率体感8割)

f:id:sagara4820:20190618160139p:image

   レートを溶かすのが恒例行事となりつつあるのが悲しいところ。

   カプ…ブルル?なんだねそれは

 

以下常体?

 


●パーティ紹介●

 

f:id:sagara4820:20190618155216p:plainオニゴーリきあいのタスキ
無邪気 A84 C172 S252
ムラッけ
こごえるかぜ/じしん/いかりのまえば/ちょうはつ

 

   かつてAbemaTVの番組「Psports」にて悪童しみず氏が使用していた個体を丸パクリしていないもの。
   調整はA↑2地震でH振りメガゲンガーを確定で倒せるように変更、その代わり凍風で無振り霊獣ランドロスは乱数。
   ぜったいれいどの枠をいかりのまえばにした理由としては、

 

・命中率が3倍でHPが半分削れるというお得感
・交代際零度という勝ち方に納得できなかった
・理不尽な死を与えるよりも「まあ体力半分くらいだったら…」程度に止め対戦相手の精神衛生面に配慮した

 

の以上が挙げられる。
   使用感としてはなかなか良かったと思う。
   ゲンガーにはもちろん凍風から入ってAが上がれば地震で処理、でなければ挑発入れるなどで対処。
   カバルドンには挑発から入り、能力上昇如何によっては前歯で上手くきのみ圏内を避けつつ倒せたりした。
   相手がトチくるって交代しまくっているうちにどんどん能力が上がり3タテすることも。
   困った点を強いて挙げるならば、凍風でSを下げた直後にこちらのSが下がる・命中が下がって技を外すなどで充分に役割が果たせない局面があったこと、前歯を外したときのショックは零度のそれと比べて3倍以上であること。所詮は運ゲーか。
   あと他のポケモンで結構牽制していたはずなのにメタグロスが良く選出されてた。やめてくれ、鋼技はオレに効く

 

 

f:id:sagara4820:20190618155705p:plainクレセリアエスパーZ
図太い H236 B116 S156
ふゆう
サイコショック/めいそう/みがわり/つきのひかり

 

   前季と同じ型。ロマンと奇襲のハーモニー。
   相変わらず刺さる時のハメ殺し性能はバツグン。あくタイプを上手く処理しないと詰むのは御愛嬌。
   一時期破壊光線Zポリ2にしていたがどうもしっくりこなかったので戻した。やはりハメた時の快楽が忘れられないのだろうか。

 

 

f:id:sagara4820:20190618155504p:plainギャラドス@メガストーン
陽気 H36 A124 B68 D28 S252
いかく
たきのぼり/アイアンヘッド/こおりのキバ/りゅうのまい

 

   ORASの時に使っていたと思われる調整された個体。
   今後も使うんだったらしっかり根拠を持って調整した方がいいのかもしれない。
   ものすごく地震が欲しかったが、ミミッキュを確実に撃破するためにアイへを搭載。副産物としてカプ・レヒレをひるみで無理矢理突破することもあった。

 

 

f:id:sagara4820:20190618155533p:plainアーゴヨン@ホノオZ→いのちのたま
臆病 C252 D4 S252
ビーストブースト
りゅうのはどう/だいもんじ/ヘドロウェーブ/わるだくみ→10まんボルト

 

   ギャラと言ったらアーゴヨンだよね、というノリで採用。めざパは虫。
   素の火力の物足りなさや悪巧みを積む余裕がないことからあまり活躍できずにいた。ガルドにホノオZ耐えられるし、レヒレにヘドウェ耐えられるし。バツグンてなんだっけ。
   スカーフ型にしようにも最終日に控えめ個体を厳選して育成する時間などあるはずもなく、やぶれかぶれに珠フルアタ型にしたらそこそこいけた。
   元々Z枠の取り合いみたいになっていたので土壇場にしては良い選択だったと言える。
   10万はほぼギャラメタで使う機会は少なかったが、EF込みでコケコより火力が出る。タイプ一致とは一体…。
   他にも身代わりが選択肢に入ると思われる。

 

 

f:id:sagara4820:20190618155510p:plainカプ・コケコノーマルZ
臆病 C252 D4 S252
エレキメイカ
しぜんのちから/しぜんのいかり/めざめるパワー氷/ちょうはつ

 

   自然保護団体型ヤンキー(?)。
   しぜんのちからとはフィールドの状態によって、以下の対応する攻撃技に変化する面白い技。

・通常時→トライアタック
・エレキ→10まんボルト
・サイコ→サイコキネシス
・ミスト→ムーンフォース
・グラス→エナジーボール

   Z技として使うと対応した技を反映したZ技になる(通常時ならウルトラダッシュアタック)。
   これの何が狙いかと言うと、「カプ・コケコでムーンフォースが撃ちたかった」のである。撃てる場面はかなり限定されるが、成功すれば展開としては熱いと思う。
   通常は10万ボルトとして使うことができる上、挑発を受けてもZ技としては使えるのだ!
…普通に10万で良くない?という人もいるとは思うが、そこは“浪漫”としてご容赦いただきたい。
   自然の怒りは削りとしても裏に電気受けがいる場合の中間択としても優秀だった。HP半分のクレセにZ技を耐えられた時はさすがに目を疑ったが。
   挑発は起点要員や積みアタッカーに対して機能したが草結びが欲しい時もあった。

 

 

f:id:sagara4820:20190618155441p:plainバシャーモ@メガストーン
意地っ張り A252 D4 S252
かそく
フレアドライブ/とびひざげり/かみなりパンチ/まもる

 

   ミスター膝外し。ミスター2連まもる。言わずもがなである。
   メガギャラに択勝ちしたのに膝外したときは流石に馬鹿力にしようか悩んだ。
   雷Pはヒトデやレヒレに有効だから入れているのであり、地震が欲しいこともある。こいついつも地震欲しがってんな。
   1番型がブレていたポケモンで、エレキシードバトン・フルアタクサZなどで使っていた時期があった。それぞれちゃんと活躍しておりバシャーモのポテンシャルの高さを感じさせてくれる。

 


●まとめ●

 

   苦手なポケモンとか書こうとしたけど、半分は積み構築だから単純にサイクルを回してきて一貫を作らせてくれない相手が全部苦手だった。大体苦手じゃないかたまげたなぁ…。
   行きついた先は鋼の選出を抑制する構成だったわけだが、結局ゴーリに釣られる形でグロスハッサムは出てくるわ、なんか知らんけどガルド・カグヤは出てくるわで滅茶苦茶であった。少々威圧が強すぎたか。
   ほぼ攻めの姿勢を崩さない好戦的なパーティであるが故に、ダメージレースに不覚を取ればたちまちに崩されてしまうのが弱点と言えば弱点と言えるだろうか。
   もっとサイクルを知り、また実践していくことが今後の課題となるだろう。このパーティ耐久型ほとんどいないし。

 

   長々と書いてきましたが、ここでとりあえずは締めとさせていただきます。ご覧いただきありがとうございました。下にオマケがあるので良ければどうぞ。

 


●追記●

   ここではパ-ティに一時加入したものの諸事情により解雇されていったポケモンを紹介しつつ愚痴を垂れ流します。お付き合いください。


カプ・ブルル@クサZ
意地っ張り H252 A252 D4
グラスメイカ
ウッドハンマー/ウッドホーン/ばかぢから/がんせきふうじ

   普通のアタッカー。役割としてはキノガッサ・雨パ・砂パ対策。
   ヤミヌケヒトデがキツかったので、とりあえずぶち抜ける最高火力のクサZ。
   選出率が著しく低かったのもあるが、コケコでいいやってなったので森に帰っていただいた。


ジャラランガ@ドクZ
陽気 H4 A252 S252
ぼうじん
インファイト/どくづき/れいとうパンチ/りゅうのまい

   1800台で行き詰ったので思い切って採用してみた。
   バシャ・アゴを足して2で割ったような感じだし、偽装ポケとしてはいいかなと思っていたがこれがダイゴさん()。みるみるうちにレートが溶け気づけば1500になっていた。
  なぜかと言えば単純明快であり「竜舞をした瞬間にドクZ型だとバレた」から。
   想定通りレヒレマリルリなどのフェアリーを誘うことは出来たものの、普通に鋼に即引きされるというね。
   二度と使わんわこんなヤツ(涙目)


パルシェン@ミズZ
無邪気 H76 A116 B4 C108 S204
スキルリンク
つららばり/なみのり/どくびし→まきびし/からをやぶる

   採用中は1800付近をうろちょろできたがいまひとつ煮え切らなかった不遇の二枚貝
   何かステロとか撒けてミミッキュやガッサに勝てそうな奴いないかな~と思ってたら、とある記事を見つけてインスピレーションを得た結果の(海)産物。
   参照元の調整や技構成を少しいじり、ミズZでH252-D140カバが落とせるまでAを削りCに回した。
   受けに来たハッサムルカリオを返り討ちにできるのは爽快だった。
   ただレヒレやらナットにはあまり有効ではなく、毒菱・撒き菱も恩恵が少なかった。
   解雇に至った1番の原因は、ゴーリがタスキを持っているため安定して積めなかったこと。


…と、まあこんな感じです。残念ながら解雇とはなってしまいましたが、このような試行錯誤の積み重ねによってパーティもプレイングも洗練されていくわけで、決して無駄な犠牲ではないと思います。
   シーズン16も引き続きレート更新、強いては新作発売までに2000達成を目指して精進したいと思います。
   長文失礼いたしました。それでは皆さん、良きポケモンライフを。

非害悪クレセゴーリ構築の挑戦【シングルレートs14】

f:id:sagara4820:20190331220900j:image

どうもマツバと申します。

YouTubeポケモン対戦動画を投稿してたりしてます。https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ

レートs14お疲れ様でした。本当に疲れた。

最高レート更新しました!

ですがレート400溶けやる気も消失しました。

メモ代わりに記事を書いていきますので散文お許しください。

 

【コンセプト】

ゴーリってウザいよね、だったらウザくないゴーリ使おう、ただそれだけ。

あとのポケモンの方が選出してましたが。

オニゴーリ軸で2000行ったパーティに似た並びから始まったが、いじりまくって影も形もなくなった。

以下常体。

 

【パーティ紹介】

「偽装オニゴーリ構築ver3.2」

略して「ゴv3.2」ですよろしく。

 

オニゴーリ@とつげきチョッキ

せいしんりょく

意地 H172 A252 B4 D12 S68

[実数値177-145-101-x-102-109]

絶対零度/ゆきなだれ/氷の礫/地震

・C252コケコのZフィールド10万確定耐え

・無振りドリュウズ抜き

 

原点ながら選出率最下位を誇る非害悪オニゴーリの鑑にしてパーティの屑。

でも3タテできたときもある。意味不明。

初めはメガだったが、コケコにやたらZ撃たれたので考案。副産物としてゲンガーを安定して見れるようになったが素催眠、てめーはダメだ

覚える技がなさすぎてゆきなだれとかいうドがつくほどのマイナー技を搭載せざるを得なかったが、ひるまない特性精神力と微妙なシナジーがあり、よくゲッコウガを倒していた。

またこのパーティは電気の通りが良いためよく出されるため(わざと)、対面するコケコ・ボルト・サンダーあたりには有利だったボルチェンはやめて。ロトム対面はきつい。

特殊方面なら不一致抜群を耐える程度の微妙な耐久力が生きる場面もあったと思う。

交代読み絶対零度は当てれば爽快だった。

オニゴーリをいかに真っ当に活躍させるか考察した結果であり、もちろん環境には刺さってない。犬死も多く賛否両論ある個体だった。

単純にチョッキならバイバニラでいいです。

 

 

ミミッキュ@ゴツメ

穏やか H244 B196 S68

[実数値161-x-125-70-137-125]

まとわりつく/呪い/まもる/挑発

・H 16n+1

・S 最速61属抜き

 

対受けルのやつ。

単純にミミッキュに火力がないならわざわざアタッカーで使う理由もないと思ったので育成。

持ち物は何となくゴツメにしたが、相手が触って物理受けと思って引いていくことが多かったし、スリップダメージの蓄積が加速するため正解だと思った。ガルーラやミミロップにかなり有利。

普通ミミッキュのストッパーになるべきドヒドイデモロバレルエアームドを逆にカモとする様は偽装パ冥利につきるというもの。

問題はアタッカーじゃないのでラス1になると流石に負けること。

 

 

クレセリア@エスパーZ

図太い H236 B116 S156

[実数値225-x-170-95-150-125]

サイコショック/瞑想/身代わり/月の光

・バシャの特化フレドラ確3、無振りカグヤのヘビボンを13/16で身代わりが耐える

・1瞑想でテテフのシャドボを身代わりが耐え

・最速s61族抜き

 

オニゴーリも偽装ならこちらも偽装。ということで積みアタッカークレセリア

レート爆上げの功労者。めちゃ時間食うけど。

残飯とZの育成論があったけどもロマンと奇襲性を求めZに。

相手によってはハメ殺しができるが挑発とか上から毒撃たれるとかされると詰みかねない。

あと悪タイプが無理なんで場合によっては誘導の必要がある。

カグヤやドラン、ガルドを無理矢理突破したときは脳が溶けた。

麻痺連発や最速ガッサにタコ殴りにされたときはハゲた。

 

 

リザードン@x

陽気 H252 D220 S36

実数値メガ後185-150-131-x-133-137

フレドラ/ドラクロ/剣舞/ニトチャ

・Hぶっぱ、B<D

 

前に育成してたのを引っ張り出したもの。

ミミッキュが辛かったので採用。専用z+影撃ち耐える。

似たような育成論を見たらもっとSに振ってたが面倒いのでこのまま使っていた。

かなり耐久振りなので火力がない相手は大体起点にできてたと思う。

特性硬い爪は伊達ではなく無振りでも最低限の火力を保持。裏を返せば積めなきゃ突破出来ない場面もあった。ドラクロじゃなくてダイブならなーとかバンギに対面したときは瓦割りめっちゃ欲しいなーとか思った。

こいつのせいかステロくそ撒かれた。

 

 

ゲッコウガ@アクZ

へんげんじざい

無邪気A4 C252 S252

実数値147-116-87-155-81-191

波乗り/悪の波動/ダスト/岩石封じ

・アクZでH252盾ガルド確1、無振りミミッキュをステロ込みで確定

 

この構築に最初からいた古参。

最近流行りのグロスヒレヒトムをメタったはずだった。実際にはレヒレかヒトムがスカーフ持ってるとかで腐ったときもある。

現環境ならけたぐりZの方がぶっちゃけ強いよ。オレがひねくれてるだけ。

対面のグロス、ガルドは9割方居座るのでよく刺さった。一緒にいるサザンに何も出来ないのは辛い。

ダストで皮剥がし+ミミZを受け、続けてアクZ

というムーブがよくあった。ステロ前提ではあるがミミッキュ相手に安定していた…というのは誇張かな。

波乗りは何となく採用していた面もあるため冷ビで良かった気はする。

 

 

ナットレイ@きあいのタスキ

ゆうかんHA252 B4

実数値181-160-152-x-136-28

(最遅じゃなかったのは特に理由はない)

種ガン/ジャイロ/大爆発/ステロ

 

前期2000行った知り合いのをパクった。

爆発で起点にならないのがいいし、炎わざが飛んで来ても耐えて反撃できるのが強い。無振りリザYやバシャ、ガモスなら爆発で飛ばせる。

ガルド意識ではたきかじならしが欲しい時もあった。まあ他のに任せるべきではある。

みんなナット嫌いなのは分かるけど、コケコからめざ炎飛んで来た時は目を疑った。

 

【辛かったポケモン

・メガギャラドス

普通のだと分かればクレセがいるから何とかなるけど、メガは辛かった。ミミッキュでごまかして相手の油断を誘う必要があり安定しなかった。ナットを上手く残す立ち回りが必要だったと反省。

バンギラス

格闘技持ちがいなかったので文字通りの壁であった。これもミミッキュにてごまかすしかない。ナットで抗うことも出来たが安定はしなかった。

上の2匹をピンポイントで対策するのは難しいことではないが、オニゴーリにより相手の選出が歪むため対策がしづらかった。…あれ、それが狙いだったんじゃないの?

 

【終わりに】

上振れてレート1893(いいヤクザ)まで行ったのでパーティをまた少しいじったらこうなりました

f:id:sagara4820:20190402102558p:image

色々と疲れましたし、この4月で新天地に行くこともあり多忙により撤退しました。今回最高レート更新は出来たので、新作までには2000乗りたいですね。

メモとか言っといて長文失礼しました。

わずかでも参考にしていただけたら幸いです。

それでは。

 

HCベースラムブロスター育成論【ポケモンUSUMシーズン12】

f:id:sagara4820:20181107162421j:image

初カキコです…ども…

マツバと申す者です(Twitter…@gemforjinro)

YouTubeで主にポケモン対戦の動画投稿やらをしている底辺実況者ですよろしく。

https://m.youtube.com/channel/UCQfMSahzKQhv5zu7j9Sb9GQ


今回はポケモンUSUMシングルレートs12にて使用していた「ブロスター」についてお話しします。

ゲッコウガでよくね?」「レヒレでよくね?」と思ったそこのあなた。

f:id:sagara4820:20181107160759j:image

しかしそんな日の目を見ないブロスターという存在を文字通り輝かせるために頑張りましたのでご理解いただきたい。

初めての記事なんで散文はご容赦ください以下常体。

 

まず「ブロスターなんか知らないよw」て人のために軽く紹介。

 

f:id:sagara4820:20181107162425g:image

ブロスター

タイプ:みず

特性:メガランチャー(「はどう」技が威力1.5倍)

種族値 H71 A73 B88 C120 D89 S59

特攻が高く技範囲も広いので当たり前な話だが特殊型がオススメ。一応積み技として剣舞がある。

中途半端な耐久を生かすとかでチョッキ型が主流なのだが、ぶっちゃけ受け出しが効くのはヒードランくらいなものでサイクル向けではない(使用済み)

そして何しろ攻撃しかできない頑固で不器用なエビなのである。トリッキーに立ち回ろうにもとんぼとかベノムショックあたりが関の山。ギロチンください。

 

f:id:sagara4820:20181107153115j:image

f:id:sagara4820:20181107153111j:image

PGLのデータはこんな感じ。

ちなみにミズZにはメガランチャー補正ないから波乗りに変えるのを忘れずに。

 

んで、実際に使っていたのはこんなやつ。

ブロスター NN:ドレイク 

(「仮面ライダーカブト」から。実際には"トンボ"の仮面ライダーなのだがとんぼがえりを覚えるのでこの名前にした)

@ラムのみ

控えめH228 B100 C156 D4 S20

実数値[175-x-121-176-110-82]

みずのはどう/あくのはどう/はどうだん/こごえるかぜ

 

調整

HB…16n-1、A252メガルカリオインファイト確定耐え、A252補正ありメガボーマンダの捨て身タックル確定耐え

C…水の波動(波乗り)でHD特化カバルドンをオボン込み確2、凍える風でH4メガボーマンダを捨て身の反動込みで確定

D…あまり

S…無振りS61属抜き

 

数少ないブロスターの記事、動画を参考にして試行錯誤をしてきたが、自分の中でこれ以上の調整はないと思っている。

ブロスターの採用に当たってまず考えたのは、"誰に対して役割を持つか"ということ。技範囲的に真っ先に思いついたのはカバマンダガルドの並びだったがここで1つ問題が。

 

ブロスターじゃカバをワンパンできない』

 

最大火力は水の波動(波乗り)であり、カバがHBであっても高乱数。HDであれば眼鏡を持たせてやっと高乱数。Zを消費すればあくびの択からは逃れられるが相手に見えない威圧をかけることができなくなる…

そんな「どうしてもカバをブロスターで見たい」という欲張り侍に一筋の光が。

 

「あ、ラムかぁ」

 

導かれし結論、それは「眠らされてでも撃破し、かつ起点にならない」ラムのみの採用であった。

それに伴い今までHCぶっぱだったのもCを削り Bに回してマンダにも厚くした。砂ダメ込みでも恩返しくらいは耐えるし、こごかぜで起点回避もできる。実際舐めて舞ってきたマンダをいくつも沈めてきた。

Sに振ったのはガルドを上からの悪波ひるみワンチャンのため。普通は抜かれ調整とかするんだろうけど毒撃たれたらめんどくさいから。

 

副次的な恩恵としてブラマンダの並びも見れる。マンダと組むブラッキーは大体HBであくび願い事イカサマみたいな感じだから基本ラムブロスターの波動弾ツーパンで済む。

波動弾のおかげでナットドランにも一貫が取れる。つかメガランチャーのポケモンにナット受け出すとか何考えてるんだねチミは。

 

逆に辛いのはレヒレを受け出されること。

こいつ見るといつも「ヘドウェ入れてれば倒せるのに」と精神的ダメージが突き刺さる。ムンフォは確3なので尚更である。初めから歯が立たないバナカグヤなどなら諦めもつくというものだ。仕方がないので裏に任せるしかない。

タスキ持ちのランドやらマンムー用にアクジェも欲しかったが技スペ足らん。うちの子だけ6つにしてください()

 

 

レートの結果としてはこちら。

最高1744/最終1705

(最高時はまだ舞えるとか思って撮らなかった)

f:id:sagara4820:20181107110544j:image

色々パーティを入れ替えたが1700台が鬼門だった。この最終1705というのも、1500までレートが落ちてからガルクレセに変えて最終日に5時間ほど潜った結果叩き出したもの(ガルーラ1回も出さなかった)。

チョッキナットとムシZガモスは変わらずトレーナー側の無茶振りに応えてくれた。今後ともよろしくな。

来季はピカブイが発売されるが僕はまずswitchを持ってない。ポケモンGOはすぐ辞めたから食指が伸びない。というわけでレート対戦頑張ります!次こそはブロスターと一緒に宇宙とやらを見に行くんだ…(遠い目)

 

閲覧ありがとうございました😊

良かったらツイッターYouTubeも覗いてみてくださいな。

それでは。